結果は、準備で8割決まると心得よ | ゆうゆーのテニスブログ

結果は、準備で8割決まると心得よ

私が代表を務めているテニスサークルの話ですが、例えば何か楽しいイベント事を実行する時の私の持論として「事前の準備をすればするほど、当日楽しくなる」というものがあります。
仮に準備が十分でなくても、当日のアイデアや気の利いたアドリブ等で上手く立ち回ることができればある程度はカバーすることはできるでしょうが、それでもやはり準備を念入りにしていた場合の楽しさには到底、敵いません。
比率としては「準備8割、当日2割」くらいの重要度ではないかと思っています。
これって、実はテニスの試合でも言えることなんですよね。
試合に負けた原因として、「あそこでこうするのではなく、ああしていれば、、、」という反省はきっと誰もがすると思いますが、ぶっちゃけ、ああしていても結果は変わらなかったというケースの方がほとんどのような気もします。

AとBの選択肢があり、Aを選んだけどハズレだった。
くっそ、Bを選んでいればなぁ。。。

とまぁこういう発想なんですが、AとBのどちらかが当たりで、どちらかがハズレなどと誰が決めたのでしょうか?
実際には、AもBもハズレ、もしくはAもBも当たり、ということだって十分にあり得ます。
というか、むしろこっちの方が普通で、どちらかが当たりでどちらかがハズレというパターンの方がレアケースだと思っています。


当日できることは、くじを引くことだけです。
もちろん普通のくじ引きと違い、完全ランダムではなく「こっちが当たりかな?」と思わせられる、根拠のありそうな情報もあるにはありますが。

ですがそれ以前に、私たちには当日までの間にくじを作っておく権利もあるんです。10枚のうち、8枚を当たりにして2枚をハズレにする。これは準備段階でできることです。
こういうくじ引きを当日までに準備しておけば、くじをどう引こうが有利な戦いになるわけです。


試合中の立ち回り方、例えば相手のその時の調子を見て苦手そうなところを突くなど、もちろん効果が無いとは言いませんしやった方が良いに決まっています。
が、もっともっと大切なのは、その試合に入るまでに技術、体力、精神面でどれだけの準備をしてきたのか、むしろそっちの方ではないでしょうか?

対戦相手がどんな人か分かっているなら事前に作戦も立てられたし、その練習もできたでしょう。
試合に向けてしっかりテンションを上げられるよう、例えば熱い試合の動画を見るなりメンタルを整えることもできたでしょう。
持久戦になりそうなことが分かっているなら、その日の朝ご飯のメニューからドリンクの用意まで準備万端にできたでしょう。

準備は基本、やればやるほど良いものです。
時にはその準備が無駄になってしまうこともありますが、マイナスになることはありません。
そこまでやって負けた場合にだけ嘆いてほしいものです。


私は、テニスの試合はコートに入る時点で8割は勝敗が決まっていると考えています。
準備8割、当日2割とはそういう意味です。

試合に負けると、どうしても「あの場面ではこうすれば良かったかな?」などと、その試合の中での立ち回り方の方にばかり目がいってしまいますが、実際は「こうしていてもやはりダメだった」という全部ハズレくじパターンが大半なのではないかと思います。
準備(もちろん長期的な練習も含めて)を徹底的にしてきた人に対して、当日の立ち回りだけでそうは勝てませんよ。


元の話に戻りますが、これは自分がサークルのイベントを実行する際にこれでもかというぐらい徹底的に準備をすることであの楽しい時間を生み出している、と実感していることから感じることです。
サーブの的当てゲームにしても、ボールの缶を的代わりにすれば一応ゲームは成立します。成立しますが、ボール缶を的にするよりは、専用の的を作った方がほんのちょっと楽しい気分になれるでしょう?

こんな些細な準備の積み重ねが、普通じゃないぐらい楽しい時間を生み出しているんです。
テニスの試合だって、きっと同じではないのでしょうか?
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