相手の何気ない凡ミスを見逃すな | ゆうゆーのテニスブログ

相手の何気ない凡ミスを見逃すな

こちらが素晴らしいショットを打って、それを相手が返すことができずにミスになるというのはよくあることですが、そうではなく何の変哲もない球、むしろチャンスボールとも言えるような球を相手がミスするというシーンも時々ありますよね。
場合によっては、誰が見ても絶好のチャンスボールといえる球をミスしてくれることもあります。相手前衛の前に力のない浮いたボールが返って、「もう終わりだ」と思ったら相手がそれをネットしてくれた、というようなケースです。

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こういう場面に遭遇した時、「ああ助かった、ラッキーだ」だけで終わらせてしまうのは少々もったいない気がします。
というのも、その何気ないミス一つに相手の弱点が見事に表れている可能性が高いからです。

例えば、相手前衛のフォア側に力のない浮いた球が上がったとします。
フォアハイボレーに自信を持っている人であればそんな簡単な球、まずミスはしてくれません。確実に決められます。もちろん人間なので、絶対はないことは付け加えておきますが。
それをミスするということは、「この人、実はフォアハイボレーが苦手なんじゃ?」と疑ってかかるべきです。もちろんミスした本人は、弱点が相手にバレては困りますから「いつもは決まっているのに、たまたまミスしてしまった」風に装うかもしれませんが。

何気ない凡ミスが一番、相手の弱点が露わになるものなのです。


得意な球って、そうそうミスはしないものです。相手の心境としては「よし、来た!」です。
半面、苦手な球は、チャンスに見えるような甘い球であっても本人の心境としては「うわ、来た💦」であり、そしてこう思った時点でもうミスになるのです。

せっかく相手の弱点が露呈しているのに、それを「たまたまミスしてくれただけだ」と捉えてしまってはいけません。
もちろん、「たまたま」が絶対にないとは言いません。が、滅多に起きないからこそ「たまたま」なのであり、ミスの8割はたまたまではなく、起こるべくして起きているのです。

また自分にとって得意な球が、相手にとっても得意な球とは限りません。誰でもミスするような難しい球ならともかく、「自分だったら絶対ミスしないのに」というような球を他人がミスしていたら、そこがその人の弱点であると見るべきです。
こういう見方は対戦相手じゃなくとも、第三者として試合を見ている立場でも使えます。

これ、逆の立場で考えても分かりますよね。
他の人はあまりミスしないのに自分はよく凡ミスしてしまうところって、明らかに苦手意識があって自分の弱点だと思いませんか?
案外、あなたのその弱点に他人は気付いてませんからね。みんな自分のことでいっぱいですから。


相手のことなど考えず、常に自分がやりたいようにやるというのも一つの戦略です。それが功を奏することもあるでしょう。
ただ、これだけでは相手の弱点に気付くことは永久にありません。

相手の弱点を探し、そこを突く。
こういうクレバーな戦術が使えるようになれば、さらにテニスが面白くなること請け合いです。
もちろん、フォアハイボレーが苦手な相手だからといってわざと浮いた球を相手前衛のフォアに送るのは考えものですが、例えば苦しい場面での返球場所の第一候補としては使えるかもしれませんよね。
いろいろな引き出しを持っていてこそ上級者というものです。
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コメント

No title
なるほどです。
今週末、超久しぶりにシングルスの試合に出るのですが、1つや2つ戦略というか、考えをもって臨もうと思います。
それで、試合のヒントの本を読んだのですが、最初に試合の序盤で、相手の弱点を見つけろというのが載ってました。
漠然としてましたが、ゆうゆーさんの記事でチャンスボールについての弱点の具体的な見分け方がわかりました。
自分が劣勢になって、苦し紛れのボールをどう返球するかのヒントになります。
Re: No title
そうですね、相手の強みや弱みを知っているのと知らないのでは、やはり知っていた方が有利ですからね。
おっしゃる通り、できるだけ試合の序盤で見抜きたいですね。

最初の4本のサーブ練習でわざと相手のフォア・バックに2本ずつ軽めのサーブを打ち、返球精度の悪そうな方を相手の弱点と決め込んで臨むのも一つです。笑
たった2本での判断なので間違っている可能性も大いにありますが、相手の情報が何もない中では一つの判断材料にはなりそうです。
せっかく試合に出る以上、何らかの戦略を持って臨みたいですね。

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