シングルスでは角度をつけて勝て | ゆうゆーのテニスメソッド

シングルスでは角度をつけて勝て

前回、ダブルスで一番有効なセンターへの攻めについて書きましたが、ではシングルスで最も有効となるのはどのような戦術でしょうか?
これはダブルスでのセンターセオリーと違い、あまり分かっていない方も多いと思うのですが「角度をつける」という攻め方が非常に有効なのです。

ダブルスでもそうでしたが、相手のミスを誘ったりエースを取ったりする上で最も効果的な方法は、やはり相手から遠いところへ打つということです。

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シングルスでは、よく「深く打て」と言われます。
これは確かに間違ったことではなく、浅い球よりも深い球を打った方がこちらの時間的余裕も生まれますし、相手もネットから遠い分ミスも増えますし、相手が角度をつけにくくなるなど、メリットはたくさんあります。

中級者までなら、とにかくシングルスでは深く打つことを意識していれば良いと思います。
しかし上級者を目指すとなれば、馬鹿の一つ覚えみたいに深く打つことからは卒業すべきです。

例えば、深い球で相手をバック側に追い出し、返球が真ん中に来たとします。
チャンスボールですね。

さて、みなさまはこのチャンスボールをどこへ打ちますか?


おそらく真っ先に思いつくのが、フォア側へ深く打つことだと思います。
応用として、もう一度バック側へ打って逆を突くという選択もあると思いますが。

しかしここで一番有効なのは、フォア側にわざと浅く打って角度をつけることなのです。
分かりやすく図で言うと、こんな感じです。

001.png

相手からより遠くへ打つためには、青線よりも赤線のコースへ打つ方が有効なのは一目瞭然です。
これがいわゆる、角度をつけて攻めるということです。
ここでシングルスのセオリー通り「深く打つ」ことを意識してしまうと、角度はつけられません。

これ、図で見ると一目瞭然でも実際にコートに立つと、意外にこのコースが見えないんですよね。
中級者なら、深く打つという意識が習慣的に身についてしまっているため、深く打ってしまうとアウトになるこのコースは視野から外れてしまっているのです。

まずはこのコースを意識に入れることです。
このコースを攻めることに慣れれば、深く打つよりもパワーも要りませんし、ミスも少なくなるはずです。

プロとか上級者の試合を観ていると、シングルスではこのショートクロスを上手く使っています。
シングルスでショートクロスを狙って打っている人を見かけたら、その人はおそらく上級者でしょう。

シングルスでは基本戦術として深く打つことに加え、こういったシーンではわざと浅く打って角度をつけることができるようになれば、きっと今以上に勝てるようになるはずです。
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