ダブルフォルトしないように、という思いは届かない | ゆうゆーのテニスブログ

ダブルフォルトしないように、という思いは届かない

テニスとは全然違う話になりますが、例えば大好きだった恋人Aさんと別れてしまったとします。
先へ進むためにも、Aさんのことは早く忘れたいですよね。

そんな時に、Aさんのことを忘れる努力をしよう、考えないようにしようといくら頑張ったところで、残念ながらそう簡単に忘れることはできません。
忘れられないどころか、むしろそういう努力によってAさんへの執着心がより強まってしまうという皮肉な結果となります。

何が問題なのでしょうか?
こういう場合、いくら努力しても無駄なのでしょうか?
いえ、努力が無駄なのではありません。
上の例の場合、一言で言うなら努力の方向性が間違っているのです。
努力の方向性が間違っているから、いくら努力してもむしろ逆効果になってしまうのです。
メンタルの基本を理解できていないから、こんなことになってしまうのです。

ではこの場合、どのように努力すればAさんのことを早く忘れることができるのか?

答えは、Aさんのことを考えないようにしようとするのではなく、例えばこれから新たにチャレンジしてゆく事柄なり、次の出会いのことを考えるようにしないといけない、ということです。


メンタルを考える上で、ぜひとも覚えておくべきことがあります。
それは、メンタルの世界には否定という概念が存在しない、ということです。
というより、肯定と否定の区別ができないのです。


ようやくテニスの話に戻りますが、「ダブルフォルトしないように」などという暗示はありません。
サーブを打つ際に、「ダブルフォルトしないように」と考えれば考えるほどダブルフォルトという言葉だけに囚われてしまい、結果としてダブルフォルトをするように、自分で自分に働きかけてしまうというわけです。

これが、メンタルには否定という概念が存在しないという意味です。
ダブルフォルトしないようにと思って打つことは、ダブルフォルトするようにと思って打つことと、メンタルの世界では同じ意味になってしまうのです。

強いメンタルの基本は「成功のイメージ」で書いたように、上手くいくことをイメージしたものでないと効果がありません。

「前衛にかからないように」
「ボールが浅くならないように」
「相手の得意なフォアにだけは行かないように」

全部、否定の暗示ですよね。
こういう考え方は、基本的に失敗する考え方(メンタルの持ち方)なのです。
みなさんは心当たりはありませんか?

「ダブルフォルトしないように」と思いながら打つのではなく、「絶対に入る!」と思いながら打つのが正しいメンタルの持ち方なんですね。

メンタルの世界では、否定は通用しない。
これは覚えておくべきことです。
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