努力は「質×量」で測るべし | ゆうゆーのテニスメソッド

努力は「質×量」で測るべし

昔、大学のテニス部にいた時の後輩A子さんの話です。

A子さんは試合よりも練習の方が大好きで、それもラリーや試合形式よりももっと基礎的な球出し練習が特に大好きなんですね。
もっと言えば、素振りとか、むしろラケットを持たないランニングとかも好んで取り組むという珍しいタイプです。

だから、フォームはとてもきれいでした。
そして、いつもコートでは黙々と球出し練習をするA子さんの姿が印象的でした。

<スポンサーリンク>


ある日、このA子さんと一緒にミックスダブルスの大会に出たことがありました。

結果は、二回戦くらいで明らかに格下の相手に5-7で競り負けてしまいました。
負けた原因は誰の目にも明らかで、A子さんがとても緊張していて練習通りのプレーができていないことでした。

で、A子さんがとても悔しそうだったことは良いのですが、その後「やっぱり練習が足りない。もっと練習しないと」と言っては、また球出し練習を延々とやり始めたのです。

これ、無駄な練習だと思いませんか?


努力の大きさは、質×量で決まると思っています。
努力の質というのは、努力の方向性であったり心構えであったり、といったものです。
努力の量とは、文字通り何時間、何日、何年やったか、といったものです。

3の質の努力を3の量だけすれば、3×3=9の努力をしたということになります。

ですが、0の質の努力を10の量だけしたって、0の努力をした(つまり、努力しなかった)ことにしかなりません。
0は何を掛けても0ですからね。

A子さんは、努力の量でいえばクラブの誰よりも多かったです。
しかし質が悪いので、掛け算の結果、大した努力となっていないわけです。

だって、緊張して練習の時のようなプレーができなったことが敗因なのに、何のプレッシャーもかからない球出し練習をいくらしたところで克服できるはずがないと思いませんか?

A子さんが本当に強くなりたいなら、試合に出た時のプレッシャーを克服する練習が必要なんです。
例えば試合にたくさん出たり、メンタルトレーニングをしたりということです。

でも、A子さんはそこには目を向けません。
なぜなら、面白くないから。
試合よりも球出し練習の方が好きだから。


これ、A子さんと逆の人も多いんですよね。
試合が大好きで、練習は嫌い、という人。

これも同じ話です。
技術的な弱点(例えばバックが苦手とか)が明確になっているのであれば、試合するよりも質の高い練習はいくらでもあります。
それこそ、試合よりも球出し練習の方が良いかもしれません。


いくら努力しても一向に報われないと嘆いている方がいましたら、努力の質がゼロに近くなっていないか、あるいはマイナスになっていないか、もう一度点検してみるべきです。

質も量も伴った努力であれば、必ず成果として現れてきますから。
<スポンサーリンク>

コメント

ブログ開設おめでとうございます。
ゆうゆー様

ブログ開設おめでとうございます。

ゆうゆー投資法では大変お世話になり(コメントは一度だけですが)、実践中です。

こちらでも勉強(特にメンタル面(笑))させていただきます。
Re: ブログ開設おめでとうございます。
AMIHAさん、コメント第一号ありがとうござます。

いつまで続けられるか怪しいものですが(笑)、ゴチャゴチャ考えるよりとにかくやってみようという精神でとりあえず始めてみました。

こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
No title
ヤッター。待望のゆうゆーテニスブログ開設に大喜びしてます(笑)

私はバックとボレー、特に高くあがったボールが苦手でチャンスボールをガシャルのが得意技です(泣)

なので球出し練習したいんですが、社会人のテニスサークルで球出し練習なんて練習相手に悪すぎてできないですし、やっぱりゲームしたい人が多いのでなかなか基礎練習って家で素振りするくらいしかあんまり量ができないのが悩みです
Re: No title
sunさん、こんにちは。

ありがとうございます。
自分の今までのテニス経験から、書けること全てを書いてゆくつもりです。

学生時代の部活ならともかく、社会人で球出し練習できる環境はなかなか無いですよね。
テニススクールなら多少、球出し練習もしてくれると思いますがそれでも指示はできないですし、完全に自分の好きなメニューでとなるとプライベートレッスンしかないですが、これは相当お金がかかりますからね。。。

やはり、一緒に球出し練習をしてくれるテニス仲間を探すのが現実的な方法ですかね。
うちは妻もテニスするので、お互いに球出しの指示とかしてやってますが(笑)

トラックバック